2009.09.25 Friday
さいんこさいん。
ちびまる子ちゃんやうちの姉がやっていた「自分のサインを書く練習」を、とうとうわたしも! することになって! 微妙にたそがれた気分です。
もう……彼女たち(二次元含む)を笑うことはできない……。
しかも練習というかペンの書きごこちを試しただけというか、そもそもサインというか名前書いただけというかいうかいうか。言い訳めいてしまいます。だってサインて……そんな大層な人間じゃないですよ……。
サインを複雑にするかどうか、英語にするかどうかで迷ったときは、三谷幸喜さんのサインを思い出すことにしています。
書いただけ。ほんとあれ、書いただけでしたからね。
凝ったデザインの「新選組!」出演者のサインが並ぶパネルの中で、一人だけ異彩を放っていたあの人のサインをわたしは忘れない……。
名前書くだけでいいんだ。名前書くだけでいいんだ!
というわけでただ名前を書いた「レガロ販促フェアプレゼント色紙」でした。なんか春〜初夏ごろにやっていたあのキャンペーンのアレです。
いたたまれないので裏に落書きしておきました。当たった方おめでとうございます。応募してくださった方ありがとうございます。
レガロレーベルの新刊の帯についている応募券を二枚集めると、抽選でレガロ作品の複製表紙(著者&イラストレーターさんサイン付き)が当たるというものでした。どの作品の複製表紙が欲しいのか、応募の時点で希望していただく形でして、つまり「やおろず」希望で応募してくださった方は、あの素敵な本があふれるレガロの中から、わざわざやおろずを選んでくださったわけです。ありがたいです。
というかウチだけ一通も来ないんじゃないかと真剣に心配してました。
このシステム、レーベル内 格差丸見えじゃないですか! 秘密厳守ですよYさん!
ちなみに某手芸の得意なサの付く人は、某素敵上下巻小説のサインをとても欲しがっておりました。
私「でも競争率高いだろうねー」
サ「やっぱりそうかなー……。だけどそう何枚も送れないし」
私「そうだ、ウチにやおろず弐の帯付き本が山ほどあるから、その券使って送ればいいよ!」
サ「それ『信じられないほどやおろず買った人』って思われるよ!」
私「しかもやおろずの券なのに全部『wonder wonderful 希望』なんだよ!!」
……とか言って爆笑してて、それからしばらくわたしの中でとてもホットなギャグだったのですが、よく考えると場所と言い方によってはモラル的に笑い事じゃないですよね。いややりませんよ、やりませんて! 最初の発言も「まあやっちゃいけないけど」前提で言いましたから!
ファミ通作家さんはガバス使っちゃいけないとか、そういう感じの。ね。
さてレガロで思い出しましたが、やおろず弐の期間限定短編「妖怪さんいらっしゃい」は10月22日で公開終了となります。
あと一ヶ月を切りましたのでご報告。これは情報ブログに書くべきだったか、というかもうブログ統合しようかなと迷っています。カテゴリ分けはできるんですけど、新刊情報の表示の仕方で悩み中。情報ブログとしては常にトップに表示しておきたいけど、日常ブログとしてはずっと頭に載せているのは邪魔なんだよなー。
↓「で、妖怪さん以下略の続編はどうなったんだ」というお話。
「妖怪さんいらっしゃい」のその後の話は、いずれどこかで書こうとは思っています。
本で書くか、WEBで公開するかはまだ未定。
どちらにしろ「妖怪さんいらっしゃい」を読んでいなくても大丈夫な導入にするつもりです。
もし本で書く場合は、「マレビト来たる」のごとく「期間限定公開版を手直しして冒頭に再録→そのまま続きの中篇を書く」形になります。WEBでやる場合は多分手直し再録はなしでいきなり旅行話から。(なんで旅行に行くことになったのかなどは簡単に書きます)
ただし、「妖怪さんいらっしゃい」は期間限定なのをいいことに時事ネタやら芸人ネタを盛り込んでいるので、本に載せる場合はネタを総入れ替えしたお笑い部分総新作状態にまで書き換えます。なので芸人ネタバージョンを読みたい方は10月22日までにレガロシリーズのやおろず特設ページでパスワードを入力してみてくださいね。
ところで「本で書く場合って、やおろずは三巻出るんかいな」という話ですが。
……どうなんでしょう。いや、どうってどう……うーん。
担当Yさんは、やおろず三巻かそれとも新作かで三週間悩んだそうです。
そんな苦悩の末にかかってきた電話で、わたしはあっさり言いました。
「やおろずはね〜、ぶっちゃけ本一冊分のネタが足りないんですよね〜!」
……というわけで、次は新作です。すみません。
いやほんと、短編一本と中篇一本しかやおろずネタが残ってなくて……。
広大な民俗学の海から探せばなんとかネタも出てくるでしょうが、無理に続けるよりはいったんお休みして、また期をうかがって出しましょうということで。
あと最近神様関係の話がとても多いので、このブームが去るまで息を潜めておいて、みんなが忘れかけたところでどーんと出したいなという個人的希望が。いや面白いものいっぱいあるから。今はそっちを楽しんでいただければと。
ちなみにその新作っていつ出るんかいなという話ですが、前出の電話で
私「……やおろず弐の時に延期してご迷惑をおかけしたので、一応、発売日は初稿が上がるまで内緒ってことで……」
とかわたしがへたれたので今のところ秘密です。ここで言ったら反故になる呪いがかかってるしな!
長々と本の話ですみません。
やっぱり情報ブログと統合しようそうしよう。