さいんこさいん。


 ちびまる子ちゃんやうちの姉がやっていた「自分のサインを書く練習」を、とうとうわたしも! することになって! 微妙にたそがれた気分です。
 もう……彼女たち(二次元含む)を笑うことはできない……。

 しかも練習というかペンの書きごこちを試しただけというか、そもそもサインというか名前書いただけというかいうかいうか。言い訳めいてしまいます。だってサインて……そんな大層な人間じゃないですよ……。

 サインを複雑にするかどうか、英語にするかどうかで迷ったときは、三谷幸喜さんのサインを思い出すことにしています。
 書いただけ。ほんとあれ、書いただけでしたからね。
 凝ったデザインの「新選組!」出演者のサインが並ぶパネルの中で、一人だけ異彩を放っていたあの人のサインをわたしは忘れない……。
 名前書くだけでいいんだ。名前書くだけでいいんだ!

 というわけでただ名前を書いた「レガロ販促フェアプレゼント色紙」でした。なんか春〜初夏ごろにやっていたあのキャンペーンのアレです。
 いたたまれないので裏に落書きしておきました。当たった方おめでとうございます。応募してくださった方ありがとうございます。
 
 レガロレーベルの新刊の帯についている応募券を二枚集めると、抽選でレガロ作品の複製表紙(著者&イラストレーターさんサイン付き)が当たるというものでした。どの作品の複製表紙が欲しいのか、応募の時点で希望していただく形でして、つまり「やおろず」希望で応募してくださった方は、あの素敵な本があふれるレガロの中から、わざわざやおろずを選んでくださったわけです。ありがたいです。

 というかウチだけ一通も来ないんじゃないかと真剣に心配してました。
 このシステム、レーベル内 格差丸見えじゃないですか! 秘密厳守ですよYさん!

 ちなみに某手芸の得意なサの付く人は、某素敵上下巻小説のサインをとても欲しがっておりました。

私「でも競争率高いだろうねー」
サ「やっぱりそうかなー……。だけどそう何枚も送れないし」

私「そうだ、ウチにやおろず弐の帯付き本が山ほどあるから、その券使って送ればいいよ!」
サ「それ『信じられないほどやおろず買った人』って思われるよ!」
私「しかもやおろずの券なのに全部『wonder wonderful 希望』なんだよ!!

 ……とか言って爆笑してて、それからしばらくわたしの中でとてもホットなギャグだったのですが、よく考えると場所と言い方によってはモラル的に笑い事じゃないですよね。いややりませんよ、やりませんて! 最初の発言も「まあやっちゃいけないけど」前提で言いましたから!
 ファミ通作家さんはガバス使っちゃいけないとか、そういう感じの。ね。
  
 さてレガロで思い出しましたが、やおろず弐の期間限定短編「妖怪さんいらっしゃい」は10月22日で公開終了となります。
 あと一ヶ月を切りましたのでご報告。これは情報ブログに書くべきだったか、というかもうブログ統合しようかなと迷っています。カテゴリ分けはできるんですけど、新刊情報の表示の仕方で悩み中。情報ブログとしては常にトップに表示しておきたいけど、日常ブログとしてはずっと頭に載せているのは邪魔なんだよなー。


 ↓「で、妖怪さん以下略の続編はどうなったんだ」というお話。
続きを読む >>

at 00:37, 古戸マチコ(こと・まちこ), 日常

comments(1), trackbacks(0), pookmark

本が本が資料が本が。

 本に埋もれています。

 いやこれまでだって埋もれてましたが、今回は過去最高に埋もれています。
 まあ時間と同じだけ蓄積されていくのだから、当たり前っちゃー当たり前ですが。
 とりあえず今回も、これまで何百回と繰り返した「本棚買う」「古本屋に売る」を延々と呟きながらさらに本に埋もれるのです。ええ、もうしょうがないんですこれはきっと。

 もうさ……わたし、少なくとも今年いっぱいは、新たに本を買わなくても充分に過ごせる量は積んでるぜ……?
 それどころか来年も大丈夫なのかもしれない。とか考えると恐ろしいです。だけどなんだかんだで追加しちゃうのよねそうなのよね。

 さてこの本の山、もちろん読むのが好きで集まってくるものなのですが、なんだかんだいってわたしも物書きですからね。資料も含まれているのですよ。
 いいやむしろ、「今すぐに書く話ではないけど、将来的に書きたい話に役立つから」と手に入れた本も多いわけです。
 というかほとんどそんな感じです。

 むしろ現在進行中の話のために買った資料も、「なんかないと心配だから」とか「買っておけば(読んでおけば)とりあえず一仕事した気持ちになるから」という理由で集まり、目下うず高く積まれていたりするのです。
 ど、どうせ何十冊と読んだところで、本文に活かせるのは数行なんだからなああ! とか自分に叫ぶ夜。
 使えなくてもモチベーションを上げてくれるという意味では資料。というか資料として使えなくても面白ければ良いじゃないですか。それが本というものではないですか。なんですかこの自分に対する言い訳の連呼は。

 まあとにかく意味があるんだか無いんだかわからない「資料」に囲まれていて、ふと考えました。

 もしわたしが何らかの事情で小説を書くのを辞めたら。
 それだけでなく、形にはしない妄想も一切ストップして、とても健全な生活を送ることになったら、わたし、これらの本を読むだろうか。

 そりゃ本自体は面白いので創作抜きにしても楽しめるでしょうが、元々、ネタになるかもしれないという理由で買った本。
 もしまったくの妄想なし創作なしの人間になり、ネタになるかどうかではなくて純粋に楽しむだけに、創作人ではないわたしが自ら進んで読もうとする本って、この山の中にどれくらいあるのだろうか。

 で、考えたんです。
 そしたらすぐに答えが出たんです。

 建築本だけは何があっても読み続ける って。


 ……建築しか残らんかった! 建築しか残らんかった!!
 これだけ色々読んでて結局は建築なのです。現在だってネタになってないし、これからも建築の話なんて書くつもりはないけど、建築の本だけは買い続け読み続けているのです。ものすごく純粋に、一読者として。

 ……なんでしょうかね、このむなしさ。そして若干の開放感。
 まったく創作しなくなったら、小説を100%読者目線で読めるようになると思うので(理論上は)、そのときは小説と建築の本で生きて生きたいと思います。ないけど。書かないのはともかく、妄想を絶つのは不可能だわー。(健康である限り)




 ところで最近、やっとブログを書いたと思ったら記事が長めのばかりですね。拍手レスする余力がなくなってしまう……。
 もっと気軽にブログを活かしていきたいものです。左下のつなビィはちょっと気楽ですが。

at 00:20, 古戸マチコ(こと・まちこ), 日常

comments(0), trackbacks(0), pookmark

お久しぶりです。

 お久しぶりでございます。古戸マチコでございます。
 コトと読みますが古都ではなく立て付けの悪い戸でごぜぇます。
 と、自己紹介もしたくなるほどまたもやご無沙汰しておりました。

 確か夏中にトップの改装をすると言っていたような……。
 サカキさんに「どうせすぐ秋になるんだから、秋っぽいトップ絵にしたらどうだろう」と提案されて、いいやわしゃー意地でも夏の絵を描くんじゃあ! とかきばってたような……。

  すべては 夏の 蜃気楼……。

 ところでみなさんは夏休みの宿題を早めにやるほうでしたか。それともギリギリカツオ派でしたか。
 八月になるとやたらこんな雑談が増えますが(主にオフ生活で)、わたしはきっぱり「やらない派」でした。
 むしろみんななんでそんなにキッチリと宿題やってんだろうとか思ってました。小中高時代。(大学はさすがに単位に響くのでやっていた)

 不思議なことに、どんなに普段授業をさぼったりぐうたら過ごしている人でも、ちゃんと宿題はやってくるもんなんですよね……いや宿題さえやっておけばなんとか踏み止まれるものもあるのでしょうか。内申とか。
 わたしは普段の授業態度も真面目な方で、先生に注意されるようなことなんぞありませんでしたが、基本的に宿題はやらない派で通していました。

 小学校のとき、算数の問題集の答えに何も考えていないテキトーな数字を書いて、後で先生に呼ばれました。(そして普段真面目な方だったので「具合が悪かったの……?」と心配された)
 中学の読書感想文をまるっとスルーしたことをよく憶えています。みんなが提出物を返却してもらっているとき、一人だけ手持ち無沙汰で大変気まずかったです。
 高校の時の美術のレポートも以下略
 問題集は見開きページの十分の一くらい埋めてやりすごしました。
 巻末に答えがついている問題集でも、解答を書き移すのが面倒で放置していました。

 ……あの……こんなこと訊いても仕方がないとわかってはいるんですけど……なんででしょう。
 冷静に考えるとおかしい! 絶対おかしいよわたしの行動!!
 いや普段の宿題はそれなりにやっていたときもあったような気がしないでもないですが、基本やってなかったような……やったものもあるはずなんだけど……あれ……。

 なんかこう、ね、その、家に帰るとスポーンと学校モードが消えてしまったんですよね。
 やっとこさ家に帰ってきてくつろいでるのに、また学校での勉強を広げるなんてとんでもなかったというかね。

 全国の学生の皆さんは真似をしないほうがいいです。
 でも宿題全スルーしても、普通に高校の推薦とか取れるもんです。(※あくまでも一例です)
 いまだに内申の実態がよくわからないんですが、宿題やらないってそんなにマイナスだったんでしょうか。普通に進学できたけどなぁ……。真面目だけど宿題はあんまりやらない。

 ちなみにそんな十代を送った人間は、将来大人になっても宿題ができなくて困るものなのですよ。
 と、明日の合唱練習のための予習復習をしないまま今日が終わりかけているわたしからのメッセージ。
 ……ドイツ語、ムズーカシーネー。(……第九合唱……)


 今日のオチは「だからトップ絵とか改装も遅れるよ」「拍手レスできてなくてごめんなさい」の二本立てでお送りしました。(言ってない)
 正直ションボリなわたしの絵なんぞ需要がないとは思いつつも、いつまでもやおろず弐トップやごちゃごちゃと片付いてない状態のままですみません。学生のみんな、宿題はちゃんとやろうぜ!(泣き笑顔)

at 23:03, 古戸マチコ(こと・まちこ), 日常

comments(2), trackbacks(0), pookmark